突然ですが新車を買いました。
先月、私の車を中古で買いましたが今回は夫の車で新車です。
前回のお買い物はとても満足いく買い物でしたが、今回は後悔だらけです。
そのことで夫にもグチグチ言ってしまい、ギスギスしています。
気持ちの整理をつけるためにもここで何がいけなかったかなど全部吐き出して、皆様の今後の新車購入の参考になればと思います。
主に後悔しているのは値引きの話です。
自分の見落としなどもあり、とても後悔しています。
車って高いわ。
目次
はじめに
夫の欲しい車は色んなディーラーに行くたびに、これがいい、やっぱりこっちと、コロコロと変わっていきました。
今回のディーラーの車ではじめに欲しいといったものから5つ目くらいでした。
現在気に入っている車種にはグレードがあり、高い方だとちょっと性能がよくなり、内装がかわり、20万円ほど高くなります。
といっても、そこまで重要視するようなポイントではなく、また希望の色はグレードの高い方は品切れ中ということで、
「まあそこまでの性能は別にいいかな、別に最初からその機能が欲しいと思っていたわけでもないし、値段も高いから安い方でいい」
ということで、安い方で値引き交渉開始。
値引き交渉担当は私です。
*画像はイメージです
営業マンについて
営業の方が役職なしの若い方なので微妙でした。
隣のテーブルでは年配のしっかりした方が見積もりを持っていくたびに、お客さんが
「おおー!」
「がんばりました!」
みたいなやり取りがあり、契約が決まったようです。
他のディーラーでも、役職ありなしでやはり対応というのは違います。
役職ありの方の方が値引きやセールスに貪欲であり、そしてサービス面も良いことが多いです。
ちょっとしたドリンクのおかわりや、子供への気遣いなども全然違います。
かといって営業担当が誰になるかなんて、紹介でもない限りは運なのでどうしようもないとは思いますが。
どうしても気に入らなければ同じ系列の別の店舗で再度新規で、と思いますが、メーカーによる違いもあるかもしれません。
職場で同じメーカーの車に乗っている方に
「私の行った店舗の営業マンの対応が微妙でー、○○さんはどちらの店舗で購入されました?担当の方どうですか?」
と聞くと、
「そことは違う店舗だけどすごい微妙。サービスが行き届いてない。うちのもう一台の車のメーカーはどこの店舗でもサービス良いし、メーカーによる営業マンの教育の違いもあるんじゃないかな」
と、やはり同じメーカーの営業は微妙という結果に。
*個人の感想です。
営業マンとの交渉
まずはネットで同じ車種の値引き限界額などを下調べです。
まあ地域や時期などによって差が出ることは承知しているので参考程度です。
そこから、
- 夫は車の希望がころころ変わる。
- うちは数ヶ月先の車検までに買いかえたらいいから別に今日買わなくても良い。
- 今日買わなくて、別のところに見に行ったらもっと夫の気にいる車があるかもしれない。
- でもまたころころ変わるのもめんどくさい。
- 下のグレードを〇〇円にしてくれるのなら今日決めてもいいんですけどねー(かなり無理めな額 ネットでの値引き額よりもさらに安い)
という感じでの交渉です。
そして持ってきた見積もりが、
全然安くない!!
トータル価格としては減っているものの、それはこちらが多少オプションを変更したのと、自動車取得税の取得時期が変更になっててその分が安いだけで、本来的な意味の値引きとしては数千円しか安くなっていない。
「何万円安くなりました!かなり無理めの価格です!限界です!」
(いやいや、数千円しか安くしてへんやん…ただの数字のマジックやん…ネットの値引き限界額にも全然近くない…)
「○○円になりませんかねー?」
「その値段はちょっと…その金額になると次回来店いただいたときに僕このお店にいないと思います笑」
(別にいなくていーよ!)
「うーん」
「そのお値段に近づけるんであれば、ちょっとオプションがたくさんあるので、これは正直そこまでかわりがないと思いますのでなくてもいいかなと」
「はあ」
夫にこのオプションいる?と確認すると、いる、と。
「無理です、そのオプション削れません」
「でしたらこちらのオプションのグレードをこれからこれに下げていただいても、正直**なんでまあそこまでかわりはないかな、と」
「うーん、いやそのグレードは下げられません」
夫に、なんかもう値引きはできひんみたいやし安くするにはオプション削る提案しかないみたいやから、今日は帰ってオプションどうするか再考しましょか、と帰る方向にもっていくと、
「いやいや、ぜひご主人の気がかわらないうちに今日決めていただきたい!がんばります!」
と再度見積もりなおしー。
「この○○のセットアップ費用をサービスさせていただきました!」
(またしても数千円レベルのみ…全然安くならへんやん)
と全然下がらない価格に徐々にめんどくさくなる私。
そこで夫から衝撃の一言が!
「やっぱりこれから何年も乗るものやし、どうせなら高いグレードの方がいいかな!」
夫からのブーメラン
「夫は希望の車がころころかわる」
営業マンへの交渉に使っていたこの言葉がまさにブーメランになって我が身に返ってきました。
ここにきてまた交渉の大前提変更…
既にディーラーにきて3時間経過。
子供はお昼寝をしておらず、この後にクリスマスプレゼントの下見というイベントも控えており、子供のテンションの維持も大事。
もう、なんか、全部どうでもよくなった。
「夫が気に入ったんやったら、好きにしたらいいんちゃう?どうせ毎日乗るのは夫なんだから(ニコッ)」
再見積もり
グレードを変更して再度見積もりです。
そこからさらに、
もうこのオプションはなくていいかー、などオプションを削りました。
それと、これをサービスでつけてください。
もうそれで決めよかなあ、という感じ。
もはや粘り強い値引き交渉はしてません。
私疲れました。
そして最後夫が契約にサイン、というところで見積もり書を見ると、なんと!
自動車取得税の時期がさらに一ヶ月後ろになっている!
その分自動車取得税が安くなっているんですよ。
だから見積もりの値段が安くなっているとはいっても、そこが減ってるから当然!
むしろオプションで減らした合計額よりも値引き額の方が少なくなってる!?
ええ!?
なにこれ!?
とりあえず、夫がサインするのをとめて、
「あれ?契約書、自動車取得税の時期が後ろになってますね」
「はい!現在ご希望のカラーは品切れ中ですので、今から車の発注をしてとなると、取得の時期が後ろにずれ込むと思いますので、またさらに後ろにずれ込むとなると実際のここの価格はかわってきます」
「前の見積もり書もそうでしたっけ?」
「こちらの契約書は先ほどの見積もり書と内容は全く同じです!」
がーん、私の見落とし。
でもサインまできて、夫の新車欲しいの気持ちは止まらない。
このあとの予定も考えるとここからさらに粘るのももはや私に気力はない。
自分の見落としという後悔が残りました。
帰りの車の中で
夫「やっぱりこの車は走り心地が良いなあ、今日買った車は試乗したときちょっとガタガタしたかな、って思ってなあ。まあ俺は別にあの車でいいんやけどな」
私の中古車の乗り心地の方が良いと言い出す夫。
もうプッチーンですよ。
自分への苛立ちなどもあり、
「それならこの車のれば?!私ははっきり言って車は動けばいいしこだわりないし、あの車買うのやめたら!?私あなたの古い車でも別にいいし!
そんなあの車で別にいいし、とかそんな気持ちで高い買い物するんやったらやめたらいいやん!
あなたがあの車が良いっていうから!
グレードだって高い方がいいっていうから!
別にそこまで必要ないって言ってたやん!
それやのにころころかえて!!
ぎゃーぎゃーぎゃー!(>_<)」
大爆発してまたしても後悔。
夫には気持ちよく新車に乗ってもらいたかったのに。
家に帰ってからもぐちぐち、やっぱり今日買うんじゃなかった、と何度も言ってしまい、後悔。
夫は新しい車になるっていうのでウキウキなはずなのに、私が台無しにしてしまいました。
新車購入のチェックポイント
- 事前打ち合わせで、車種、オプション、予算などきっちり決めておく。途中で条件が変更になったら再度しっかり話し合う。
- 見積もり書の確認 特に自動車取得税の時期に関しては要チェック!値下げしたらその前の見積もり書と見比べて、どこが変更になっているのかも確認しましょう。
- 何時間もかかって疲れてきたら即決せずに家で一度考える。
- ディーラーの後ろに予定を入れない。予定を入れると時間が気になって粘り強い交渉ができない。
以上4点ですかね。
見積もり書には特別値引き額として値引き額はのっているんですが、端数を切って提示されていたのでオプションなどの変更で端数がかわると、値引き額が減るということもあり、単純に特別値引き額だけでは比べられなかったのも敗因。
端数も全部表示してもらって、1番最後にじゃあ端数落として、の方がよかった。
端数も1円かもしれないし、9000円かもしれないし、切られた状態で提示されるとオプション変更しなかった方が端数がたくさん出ててお得だったのかもわかりません。
まとめ
大きい買い物は、やはり何度も足を運んで時間をかけて買った方がよかったです。
疲れている時に大きい買い物をしてはいけません。
疲れがたまると注意力が散漫になり、正常な判断ができません。
皆さんはどうか私と同じ轍を踏まないようにご注意ください。
願わくば1人でも多くの方が、希望の車を安く買えますように…ぐふっ…
さいごに
途中で、グレードの高い方は値段も高い!と言えば夫はグレードの低い方にしたでしょう。
でも私がそういえば確実にそうなることはわかっていたので、そこまでの性能いらんくない?と軽々しくは言えなかったんです。
どうせなら気持ちよく乗って欲しかったから。
普段激務の夫に、通勤の間くらいは快適に過ごして欲しいから。
そして、どうしても出せないという限界価格よりは安かったから。
自分の中にたまっていたものを全部吐き出して、ずいぶんとすっきりしました。
これで今日からは新車についても前向きになって、夫にも優しくできると思います。
読んでいただき、ありがとうございました(*^_^*)
追記
ここまで後悔したものの、吐き出してスッキリしてからはとても前向きになれました。
私は今では結構気に入ってます。
なんかカッコイイし( ´ ▽ ` )
乗り心地も悪くないし。
何より夫が嬉しそうなのがいい。
気持ちよく乗れるのが一番です。
一応調べていると現金で契約をした場合は、新車登録が完了していない、車の加工とかしはじめていない、納車していない、場合は契約はキャンセルできるみたいですね。
新車登録が完了、車の加工、納車のいずれかの一番早い時点で契約は成立するようです。
ローンの場合は審査が通った時点で契約は成立するので一方的なキャンセルはできないようです。
現金で購入の場合も一部でも内金を払ってる場合は一方的なキャンセルは不可。
手付金を払っている場合はキャンセルはできるが、手付金はかえってこないと思われる…
内金や手付金なんて違いわかってませんでしたが、大違いですね!
と、まあキャンセルする手段はないわけではないようですが、営業さんにペナルティがつくみたいです。
うちは夫が気に入っているのでキャンセルはしませんでしたがそれでよかったと今では思います。
住めば都じゃないけど、乗れば都?みたいな気分です。
みなさまも後悔のないカーライフを!