昨日、各方面でインフォテリアの決算後の急落が取り上げられていました。
13時の決算発表後に株価どーんと急落して、その後どーんと復活という。
7秒間で約22%の下落という。
なぜこんなことが起きたかというと、超高速取引(HFT)ではないかと言われているのですが、HFTってなんですか??
となったので、調べてみました。
ついでにインフォテリアも。
目次
インフォテリアについて
企業内の多種多様なコンピューターやデバイスの間を接続するソフトウェアやサービスを開発・販売しているIT企業です。
ソフトウェアの開発と販売がメインで、「受託開発」ではなく「製品開発」を行なっています。
受託開発よりも製品開発の方が売上高の粗利が大きいみたいですね。
それだけ売れる良い製品が開発できるという自信のあらわれですか。
そして話題のIoTにも参入しています。
IT関連は専門外なので全然わかりませんが、なんだかイケイケなイメージですね。
決算内容
平成30年3月 第2四半期は増収増益です。
しかも売上収益は前年同期比+89.9%、営業利益は+143.3%、四半期利益は+47.8%とかなり良さそうです。
原因は買収した「デザインサービス」が好調で売上高に貢献して、既存中核製品・サービスも二桁増とこちらも貢献しています。
買収費用や為替差損があり、それを計上してもこの利益なので、とても良い決算ですね。
為替差損がなければもっとすごいことになっていたでしょう。
株価
そんな好決算なのに発表直後に株価が1357円から1000円まで下がっています。
そんなバカな( ゚д゚)
そしてその後13時20分頃に1012円から1300円くらいまで一気に上がってます。
なんとも不可解なチャート。
結局その日の終値は1161円でしたが、この不可解な動きに各方面が、ざわ…ざわ…
ちなみに本日の終値は1167円。
決算が良いからといって株価が上がるわけではなく、ほんとよくわからないです。
超高速取引(HFT)って?
そこで話題に出てきたのが超高速取引です。
コンピュータにあらかじめ組み込んだプログラムで売買注文を自動的に超高速で行うことみたいです。
1000分の1秒単位でものすごい頻度で小口売買を行います。
秒単位で生じるわずかな価格差だけで利益が出るみたいです。
今回みたいにわずかではない価格差が出れば相当な利益が出たことでしょう。
ヘッジファンドなどが使用しているようです。
超高速取引については株価の乱高下を招くとして金融庁が規制を検討という話もあるみたいですね。
東証がアローヘッドというシステムを導入したことによって、売買にかかるスピードものすごく早くなり、それによって超高速取引も増えていったようです。
へー、ですね。
初心者なんでそんなことがあったなんて知りませんでした。
そんなコンピュータでアルゴリズムで売買されていたら多少チャートのお勉強したところで太刀打ちできませんわ( ゚д゚)
みなさんどうやって太刀打ちしているの…
感想
またひとつ株の奥深さを知りました。
ネット上では「超高速取引に個人投資家がどう立ち向かうのか?」「超高速取引に勝つには?」なんてものがいっぱいあったので時間を見つけて読んでいこうと思います。
勉強することだらけです。
今日の収支
今回の決算はマイナスインパクトばかりです。
もうちょっとで評価損益がマイナスになりそうです。
だれか…早く急浮上して…
本日の気まぐれ主婦平均は+11000円くらい。
昨日の約半分…