資産運用をはじめるにあたって、どのような比率で資産を割り振りするかというのは悩むところであります。
まずは貯蓄と投資の割合をどうするか。
次に投資の中で債券と株式。
さらに日本と先進国とどう割り振るか。
人それぞれだと思いますが、私が聞いたセオリーなどご紹介していこうと思います。
目次
貯蓄と投資の割合
まずは一年間の生活費を貯蓄で確保すること。
いきなり失業ってなったときに生活を立て直すために働かなくても一年くらい生活できるように…。
これは絶対ですよね。
この貯蓄以外は全部投資にまわしてもいいという人もいれば、子供がいるからリスクを取らずに確実に貯金や学資保険という人もいるでしょう。
年齢=投資の割合
という割合もみますが、年齢というよりは家族構成によってここは違ってくると思います。
独身の若い方ならそれなりにリスクをとって失敗も含めて経験を積むのも良いと思います。
個人的には貯蓄:投資は7:3くらいのリスク低めが理想です。
子供の学費やらなんやらお金がかかりますので、投資にまわしてすっからかんでは困ります。
子供が大きくなったり、貯蓄の額が結構増えてきたら1:1でも良いですけど。
債券と株式の割合
債券比率=年齢(%)
株式比率=100-年齢(%)
これがセオリーらしいですね。
年齢が上がるほど債券の比率を増やしていく、と。
株式より債券の方が値動きが緩やかなので、年齢が上がるほど安定を求める感じになるんですね。
株式と債券は
株式が高いと債券は低い
株式が低いと債券が高い
という関係があるそうです。
今は日経平均も高く、株式が高い状態なので債券の利回りは低いですね。
日本と先進国と新興国の割合
日本:先進国:新興国=2:7:1
これくらいがセオリーだと私は聞きましたが、ネットで調べても出てきませんね。
この三箇所に投資することで、世界経済に投資することになり、日本がだめでも先進国、先進国がだめでも新興国とリスクが分散されます。
新興国の割合が増えるほどリスクが増えます。
成長率を秘めているものの、どうなるか未知数ですからね。
大化けするかもしれないけどリスクは取りすぎないように割合は1で。
1でも大化けしたらすごい利益になりますからね。
総合すると仮に35歳の場合
貯蓄も含めるとややこしいので、投資のみの割合を見ていきます。
まずは債券と株式の割合が35:65
債券の35を各国に2:7:1でふりわけると、
日本債券7 先進国債券25 新興国債券3
株式の65を各国に2:7:1でふりわけると
日本株式13 先進国株式45 新興国株式7
といった割合になります。
これが35歳の私の聞いたセオリー通りの資産配分になります。
実際はどうするか
日本債券は今利回りが低いので、そこは思い切って0にして、株式の割合を増やそうと思います。
日本債券0 先進国債券12 新興国債券3
日本株式15 先進国株式60 新興国株式10
くらいに割りふろうと思います。
idecoや積立NISAの想定なので、長期での投資を前提としていますので、債券の割合を下げて外国株式の割合を多くしてリスク高めに設定しています。
貯蓄はどうするか
今ある貯蓄は子供の学費や車の買い替えなどお金が必要なときのためにとっておきます。
今後収入のうちからコツコツと積立NISAやidecoにて長期投資していこうと思います。
まとめ
今回は35歳の想定で、セオリー通りにするとどうなるかを見ていきました。
実際は情勢などをみて手直ししていくことが必要です。
また、セオリーは無視して自分の信じる道を進むのもひとつです。
人と同じことをしていては大成功はできませんからね。
どのような戦略を練るかも投資の醍醐味ですね。